テルアビブ3日目
2月6日 火曜日 AM11:00
とてもいい天気。
テルアビブのビーチにむかう。ホテルのカフェで朝食を食べる。
いろいろな種類のチーズやトッピングとパン。
47シェケル(1500円)、コーヒー・オレンジジュースが好きなだけがおかわりできて、コーヒーは注文すると煎れてくれるのがおいしい。
「SALVA VIDA」TEL AVIV
半袖やタンクトップの人たちが店の前の道をたくさん通り過ぎていく。
朝食を済ませて、そのままビーチの方へ歩く。
ベンチに座ってぼーっとした。
隣に座っていたヒッピーな見た目の男性にどこからきたのか聞かれる。
いろいろな旅の話をした。デンマークはよかったらしい。
「いい葉っぱがたくさんあるんだ」ってにこにこしながらジョイントに火をつけていた。
テルアビブは夕方や夜になると、街にほんのり香りが漂う。
PM 3:00
ぼーっとしすぎてそのまま動けなくなりそうなので歩いて近くの市場によった。
カルメル市場。
チープなアクセサリーや埃のかぶった雑貨。
野菜や果物、スイーツのお店も並ぶ。
食べてみたかった「クナーファ」というパレスチナのスイーツがあった。
見た目はふわふわのオレンジ。甘すぎて食べきれない。
スイーツあまりたべられないのに、なれないことをするんじゃないなと思った。
そのまま市場を通り抜けて、またビーチ沿いを歩いて帰った。
夕日がとても美しく歩いているうちにすべてが海に沈み込んでしまった。
気分が良かったので、手紙でも書こうかと思って土産物屋でポストカードを買おうとしたら、外に出しててクタクタで砂っぽいのに3枚で50リラ(1500円)と言われて萎える。
PM 8:00
Guyに誘われてコンテポラリーダンスを観に行く。
「The Nissan Nativ Acting Studio」
平日の夜だけれど、短い演目で見やすいし席もほとんど埋まっていた。
20代くらいの若い人たちが多く、同じ通りにはカフェやバーもあるし、スプレー・ペイントアートの壁が続くお洒落な通りなので、演目が終わると外でみんなおしゃべりしていて、とても良い雰囲気だった。
私達も道端に座ってビールを呑む。
その後、バーに寄った。
チャイムを押すと扉の施錠をあけてくれる隠れたお店。
この日は詩を持ち寄ってみんなで朗読しあう日のようで、女の子からおじいちゃんまで、いろいろな人たちが自作の詩を持ってステージにあがる。
そして、読み終わるたびに、ひとつ、テーブル並べられたショットをのんでいた。
中には4回くらい読んでそのたびにショットを呑んでいるひともいて、どうやらみんなこのタダ酒めあてに集っているようだった。
詩と酒と煙、詩の蜜酒、ヘブライ語に酔った。
時々、英語の詩もある。
「マッシュルームタイム、マッシュルームタイム・・・マッシュルームタイム」
3回目のショットをあおりながら女の子がうたう。